転職者向けの履歴書テンプレートをダウンロードできるサイトを紹介!

履歴書は、就職活動用・転職活動用・パート社員用などの様式が存在します。

用途に適した様式の履歴書を選択すると、採用担当者に伝えたい情報をまとめやすくなります。

今回の記事では、転職者に適した様式に着目し、転職者向けの履歴書テンプレートがダウンロード可能なサイトや履歴書送付時のポイントをまとめました。

これから転職活動をしようと考えている方は、ぜひ参考にしてください。

転職者向け:おすすめの履歴書ダウンロードサイト4選

早速、転職者向けの履歴書テンプレートを配布しているサイトを4つ紹介します。
ぜひ、本章を参考に、自分が使いやすい様式の履歴書を探してみてください。

doda

dodaは、求人情報やスカウトサービス・エージェントサービスを通して転職者をサポートしています。

以下のように、豊富な種類の履歴書テンプレートが用意されているため、自分が使いやすいものを選べます。

【dodaに用意されている履歴書テンプレートの種類】

・厚生労働省の履歴書テンプレート
・JIS規格の履歴書テンプレート
・シンプルな履歴書テンプレート
・職歴欄が多い履歴書テンプレート
・志望動機を強調できる履歴書テンプレート
・スキルや強みを強調できる履歴書テンプレート
・Mac用の履歴書テンプレート

各履歴書テンプレートはWord・Excel・PDF形式、さらにA4・A5サイズから選択可能です。

その他にもdodaのサイトでは、履歴書作成時のQ&Aや転職コラムなど転職に役立つさまざまな情報を提供しています。

テンプレートのダウンロード以外にも、サイトを参考にすれば転職時に知っておくべき知識を身につけられるでしょう。

リクルートエージェント

転職エージェントとして知られているリクルートエージェントでは、職歴が浅い方向けの履歴書テンプレートを豊富に用意しています。

アピールポイントごとに枠の大きさが異なるため、自分が強調したいと考えているポイントに合わせてテンプレートを選ぶとよいでしょう。

【リクルートエージェントに用意されている履歴書テンプレートの種類】

・厚生労働省様式の基本のテンプレート
・長所や個性をアピールしたい方向け
・いくつかのポイントで自分をアピールしたい方向け
・志望動機をアピールしたい方向け

履歴書の書式はA4判(見開きA3サイズ)で、ファイル形式はWord・Excel・PDF、さらに厚生労働省様式のテンプレートのみPages(Macユーザー向け)が用意されています。

サイトでは、テンプレートを活用した履歴書の見本が掲載されているため、見本を参考にして履歴書作成を進められます。

「転職成功ガイド」として、プロが教える転職の進め方やポイントの情報も掲載されています。

マイナビ転職

マイナビ転職は、転職・求人情報や転職フェア・イベントにより転職活動をサポートしています。

非常に多くの種類の履歴書テンプレートを配布しており、A4・B5サイズとWord・Excel・PDFのファイル形式が選択可能です。

【マイナビ転職に用意されている履歴書テンプレートの種類】

・基本の履歴書(厚生労働省推奨)
・経験豊富な方に(学歴・職歴が多い)
・職歴が浅い方に(学歴・職歴が少ない)
・強みをアピールしたい方に(資格・スキルを強調できる)
・意欲を伝えたい方に(志望動機・自己PRを強調できる)
・証明写真欄がない履歴書

さらに、職種別の職務経歴書サンプルを配布しているため、職務経歴書も作成する予定がある方にもおすすめです。

WordやExcelで履歴書を作成する際に活用できる裏技や、履歴書の書き方見本なども紹介しています。

より質が高い履歴書を作成したいと考えている方は、このような情報を参考にするとよいでしょう。

リクナビNEXT

転職者を対象として多くの求人を扱っているリクナビNEXTでは、以下の2種類の履歴書を配布しています。

【リクナビNEXTに用意されている履歴書テンプレートの種類】

・厚生労働省様式の履歴書
・通勤時間や配偶者の有無欄がある履歴書

選択可能なファイル形式は、履歴書と職務経歴書ともにWord・Excel・PDFです。
サイトではテンプレートの選び方が表形式で分かりやすくまとめられており、スムーズに履歴書テンプレートが選べます。

また、リクナビNEXTでは、履歴書を自動作成可能な「リクナビNEXTの簡単自動作成機能」も用意しています。

このような機能を活用すれば、提示される質問に答えていくだけで、履歴書を短時間で効率よく作成できます。

リクナビNEXTの履歴書作成サービスは、履歴書のテンプレートをダウンロードするだけでなく、履歴書作成も進められるサイトを探している方におすすめです。

転職者の履歴書テンプレートの選び方

この章では、転職者が履歴書テンプレートを選ぶ際に知っておくべきポイントをまとめました。

履歴書のテンプレート選びに迷っているという方は、ぜひ参考にしてください。

厚生労働省の履歴書テンプレート

厚生労働省の履歴書テンプレートは、厚生労働省が公正な採用選考を行うことを目的として作った様式です。

厚生労働省様式の履歴書の特徴は以下の通りです。

・性別欄が自由記入形式であり未記載も選択できる
・通勤時間・扶養家族数・配偶者の扶養義務の項目がない

応募先から履歴書の書式について指定がなく、どの履歴書テンプレートを選ぶべきか分からない方は厚生労働省様式を選択するとよいでしょう。

職歴が多い人向け

職歴が多い方は、学歴・職歴欄に広いスペースが用意された履歴書テンプレートを選んでください。
また、転職回数自体は少ないものの、職場内の異動が多い場合も、職歴欄が広いタイプを選びましょう。

それは、学歴・職歴欄が広く設けられたテンプレートであれば、職歴について詳しく説明ができるためです。

ただし、職歴が多い方向けの履歴書を活用しても職歴を書ききれない時には、職歴の詳細を職務経歴書にまとめるとよいでしょう。

職務経歴書と履歴書の両方を使えば、これまでの職歴をより細かく説明できるでしょう。

一方で、志望動機欄や自己PR欄がないシンプルな履歴書も、職歴が多い方の履歴書として活用できます。
シンプルな履歴書テンプレートを選択した場合は、別途資料として志望動機・自己PRをまとめるとよいでしょう。

職歴が浅い人向け

職歴が浅い方は、職歴以外で自分の強みをアピールしてください。
自分が強調したいと考えるポイントに合わせて様式選びをするとよいでしょう。

具体的には、以下のような方法でアピールできます。

志望動機欄を活用して入社に向けての熱意を伝える
・自分の長所を自己PR欄に記載する
趣味・特技欄や長所・短所欄があるテンプレートを活用して多目的にアピールする

職歴が浅い方が、学歴・職歴欄が多い履歴書を選ぶことは避けましょう。

履歴書を提出する際のマナー

履歴書を提出する際には、提出方法ごとに守るべきマナーがあります。
以下のマナーを守って、履歴書を提出してください。

郵送する場合

履歴書を印刷して郵送する場合は、必ず添え状(送付状)を同封しなければいけません。

添え状は、一般的な様式のものを選び、自己PRを簡潔にまとめます。

作成した履歴書や添え状を含む応募書類は、新品で透明のクリアファイルに挟んだ後に、履歴書のサイズに合わせた角形A4号または角形2号の封筒に入れます。

封筒の表面には雨で滲むようなことがないように、宛名を黒の油性ペン・「履歴書在中」は赤の油性ペンで記入します。

また、送料不足を予防するために、履歴書はポストではなく郵便局から発送するとよいでしょう。

添え状の書き方について詳しく知りたい方は、こちらの記事を参考にしてください。

【履歴書の送付状(添え状)】PCで作る横書きと手書きの縦書きを解説

メールで送付する場合

メールで履歴書を送付する場合には、閲覧環境により履歴書が文字化けしたりレイアウトが崩れたりしないように、履歴書データをPDF形式に変換します。

メールのタイトルや履歴書のファイル名には、「日付」「自分の名前」「履歴書が添付されていることが分かる内容」を記載してください。
それは、1日に何通もの応募メールを受け取っている採用担当者が管理しやすいようにするためです。

また、本文には次の項目を記載します。

・宛名
・冒頭の挨拶
・簡単な自己紹介
・履歴書送付について
・結びの挨拶
・署名

署名には、必ずメールアドレスや携帯電話の番号など自分の連絡先を記入します。

各項目の詳しい書き方については、次の記事を参考にしてください。

履歴書をメールで送る方法!メール本文の書き方やセキュリティ対策を解説

持参する場合

履歴書を応募先に持参する際にも、履歴書が折れたり汚れたりしないようにクリアファイルを活用します。

さらに封筒も用意すると、より丁寧な印象になるでしょう。

履歴書の提出を求められたタイミングで、封筒から履歴書の入ったクリアファイルを出し、担当者に手渡ししてください。

履歴書のテンプレートに関するQ&A

最後に、履歴書のテンプレートに関係するQ&Aをまとめました。不明点は明らかにした上で履歴書作成を進めてください。

1.履歴書をメールで送る場合も、証明写真は必要?

履歴書をメールで送る際にも、証明写真を添付する必要があります。

証明写真のデータを履歴書の写真欄に挿入するのが一般的です。

履歴書の証明写真のデータは、写真館・スピード写真機・証明写真撮影アプリなどで手に入れることができます。

メールで送付する履歴書に写真を貼付する方法については、こちらの記事で詳しく解説しています。

履歴書をメールで送る方法!メール本文の書き方やセキュリティ対策を解説

2.ダウンロードした履歴書はどこで印刷できる?

サイトからダウンロードした履歴書のテンプレートは、自宅のプリンタやコンビニの印刷サービスで印刷できます。

特に、コンビニの印刷サービスは、自宅のプリンタでは難しい見開きA3サイズやB4サイズも印刷可能です。

ただし、コンビニによって印刷サービスの内容は異なるため、事前に確認が必要です。

履歴書テンプレートの印刷方法については、次の記事で詳しく解説しています。

パソコンで作った履歴書を印刷する方法:自宅・コンビニの場合に分けて解説

3.ダウンロードした履歴書のテンプレートをアレンジしてもいい?

ダウンロードした履歴書のテンプレートは、自分が使いやすいようにアレンジできます

例えば、自己PR欄や志望動機を広くする・学歴や職歴欄を広くするなどの方法で、アピールしたいと考える部分を強調し、空白が目立たない仕上がりすることも可能です。

ただし、履歴書テンプレートを大幅に変更する際には、履歴書に記入すべき項目を削除したり、履歴書全体のバランスが崩れたりしないように注意してください

4.履歴書は手書きとパソコン作成どちらがいい?

少し前までは履歴書作成は手書きで行うものでした。

しかし、オンラインで履歴書を提出することが一般的になった今では、履歴書の作成方法で選考が左右される心配はありません。

パソコンで作成した履歴書は、「一部を変更して他の企業の応募に活用できる」「書き損じによる書き直しの手間を省ける」などのメリットから、効率的だと言えるでしょう。

それでも、業務上手書きの文字を書く機会が多い職業では、手書きの履歴書の方が好印象になる場合もあります。
そのため、履歴書の作成方法は提出先に合わせて変更しましょう。

関連記事:履歴書は手書きとパソコンどちらが有利?それぞれのメリットを解説!

まとめ

履歴書は用途ごとに様式が異なります。

これまで転職回数が多い方や職歴を細かく説明したいと考えている方は、学歴・職歴欄が広く設けられた履歴書を活用するべきでしょう。

自分に適した履歴書のテンプレートを用いれば、自分の強みを強調できる履歴書が作成できます。

この記事で紹介したサイトを参考に、自分ぴったりの履歴書テンプレートを探してみてください。

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