履歴書はスマホで無料で作成できる
履歴書は、手書きのイメージが根付いてますが、近年ではデジタル化が進み今ではスマホで無料で作成ができます。
また、手書きとパソコンやスマホでのデジタルでの作成どちらがいいのか心配な方もいるでしょう。相手へ与える印象に少しの差はあれど、手書きとデジタルでの作成、どちらでも問題ありません。
そして、パソコンやスマホによるデジタルでの履歴書作成には2つの大きなメリットがあります。
1つ目は、字に自信がなくてもカバーできるという点です。
字が上手な人はアピールポイントの一つとして手書きの履歴書に挑戦しても良いですが、字がさほど上手でない人はあえて手書きの履歴書を提出するメリットはありません。。
2つ目は、修正によるやり直しがない点です。
手書きの履歴書では、一般的に修正液の使用はNGとされているため、一ヶ所間違えただけでも最初から全てやり直しとなってしまいます。
PCやスマホでは、間違えても簡単に消すことができるため、作業工数を大幅に減らすことが可能です。
アルバイトやパートの応募や転職活動の際の履歴書は、フォーマットが洗練されたパソコンやスマホでのデジタル履歴書を使った方が良いでしょう。
履歴書作成の無料サイト3選
キャリレコ
「キャリレコ」は、WEB上で簡単に履歴書作成できるツールです。
スマートフォンやPCから簡単に履歴書を作成し、PDFの履歴書を作成・保存することができます。
そのまま直接コンビニで印刷まで可能です。
「履歴書をサクっと作って、すぐにプリントアウトしたい!」という方には「キャリレコ」がオススメです。
らくらく履歴書
らくらく履歴書は、WEBサイト上で簡単に履歴書を作成できるサービスです。
ブラウザ上に保存できるので、通信環境が整っている状況であればどこでも閲覧、ダウンロードできます。
履歴書の修正や使い回しが簡単にできる点は大きなメリットです。
基本的な自己PRのテンプレートも用意されているため、最初から文章を考える必要もありません。
らくらく履歴書は、履歴書作成の難しいところや手間のかかるところを、細かくサポートしてくれるツールです。
yagish(ヤギッシュ)
yagishは会員登録しなくとも利用できる無料のWEBサービスです。
複数のテンプレートから用途にぴったりの履歴書を選び、項目に沿って情報を入力していくだけで簡単に履歴書を作成できます。
送付状や職務経歴書のテンプレートも用意されており、転職希望者でも過不足なく利用できます。
会員登録の上、利用すると作成した書類のバックアップができるようになり、コンビニ印刷やPDF形式の保存もできるようになります。
履歴書作成の無料アプリ3選
履歴書作成に特化したスマホアプリを3つピックアップしました。
yagish(ヤギッシュ)
yagishのメインとなるサービスはWEBブラウザ上での履歴書作成ですが、アプリもリリースされています。
アプリを使った履歴書の作成や内容の修正、コンビニのマルチコピー機を使った出先での印刷など、上手に活用できれば、より利便性は高まるでしょう。
基本的な機能はWEB版と変わりはありませんが、WEB版とアプリを併用すると便利に活用することができます。
レジュメ
レジュメはリクルートが提供している履歴書作成アプリです。
画面に表示されている項目を記載していくだけで、履歴書作成を進めることができます。
履歴書のフォーマットには「スタンダード」「資格重視用」「自己PR用」の3種類の履歴書テンプレートが用意されており、アピールポイントによって使い分けできるように設計されています。
志望動機を考えるのが苦手という人には例文も用意されているため、うまく文章が思い付かず、投げ出したくなる気持ちはある程度抑えられるでしょう。
パート・アルバイト、正社員用と雇用形態別の求人サイトへ直接リンクされているため、履歴書作成と仕事探しを同時進行したい人にもおすすめです。
履歴書作成(インディード)
「履歴書作成(インディード)」は求人ポータルサイトを運営するインディードの提供によるアプリです。
用意されている履歴書テンプレートは、「アルバイト・パート用」と「転職用」の2種類です。基本的に転職やアルバイト、パート応募専用となっています。
転職用のテンプレートには、履歴書の他に職務経歴書の作成もできる仕様となっています。
AIを活用した証明写真撮影機能は特徴の一つです。
わざわざ証明写真を撮影する手間をかけずに済みます。
履歴書作成アプリで作成するメリット
近年多くリリースされている履歴書作成アプリで、履歴書を作成するメリットを3つのポイントにて説明します。
履歴書の用紙を購入しなくてもいい
履歴書アプリで履歴書を作成する際には、従来の履歴書用紙のようにわざわざ用紙を購入する必要がありません。
この点は大きなメリットです。
履歴書用紙は、ワンセットあたり数百円程度の購入費用がかかります。
複数の企業に応募する場合、書き直しの可能性まで考慮するとより費用はかさむでしょう。
また、用紙の購入のために出かける時間や手間もかかります。
履歴書アプリの強みは、スマートフォンがあればいつでもどこでも作成・提出できる点です。
用紙代や出かける手間もかからず、コスト削減につながります。
履歴書アプリは、作成した履歴書を簡単に保存できることも見逃せないメリットです。
応募先企業の変更や、内容を修正する際にも恩恵を感じることができます。
結果的に手書きよりも綺麗な見た目になる
履歴書アプリは、手書きの履歴書よりも体裁よく綺麗に仕上がるというメリットがあります。
手書きの履歴書では注意深く丁寧に仕上げたつもりでも、字の大きさやバランス、文字の濃さなどにばらつきが生じてしまうことがあります。
また、誤字脱字や汚れなどのミスも起こりやすいです。
一方、履歴書アプリは、スマートフォンのタッチパネルで入力するため、字の大きさやバランスを均一に保つことができます。
文字の濃さや色も自由に調整できるため、手書きの履歴書よりも見やすい履歴書に仕上げることができます。
さらに、表組みなどを利用することで見栄えの良い履歴書に仕上げることも可能です。
間違えた時に書き直す手間が省ける
手書きの履歴書では誤字脱字や記入漏れなどのミスをしてしまった場合、修正跡が目立って、採用担当者にマイナスな印象を与えてしまうため、修正液や修正テープを使った修正はできません。
一方、履歴書アプリであれば、入力ミスをした箇所を簡単に修正することができます。また、修正跡が残ることもないため、見栄えを損なうこともありません。
さらに、履歴書アプリでは、履歴書のレイアウトや内容を変更することも簡単にできます。応募先企業の指定に合わせた履歴書のカスタマイズも簡単です。
履歴書アプリで作成するデメリット
履歴書アプリを使った履歴書作成は、使う人によってはデメリットとなることもあります。
想定されるデメリットを3つ、ピックアップしました。
スマホ操作が苦手な人は逆に効率が悪くなる
履歴書作成アプリは、パソコンやスマートフォンなどの電子端末で履歴書を作成できる便利なツールです。
しかし、スマホ操作が苦手な人にとっては逆に効率が悪くなる可能性もあります。
スマホ操作が苦手な人の場合、履歴書アプリを使うとかえって入力ミスや確認漏れなどが発生しやすくなり、効率が悪くなる可能性があります。
また、アプリの操作方法を覚えるのに時間がかかったり、慣れない操作に手間取ったりして、作成に時間がかかってしまうかもしれません。
そのため、スマホ操作に自信がない人は、履歴書作成アプリの利用を慎重に検討したほうがよいでしょう。
確認もれや誤字脱字が発生しやすい
履歴書作成アプリでは、入力した内容が自動的にレイアウトされた履歴書が作成されるため、手書きの履歴書に比べて、確認作業が疎かになりやすい傾向があります。
また、アプリの機能に頼りすぎてしまい、入力ミスや変換ミスに気づきにくくなる点もデメリットの一つです。
さらに、履歴書作成アプリでは、テンプレートを利用したり、入力した内容をコピーしたりして、簡単に履歴書を作成することができます。
そのため、内容をよく確認せずに提出してしまう人も少なくありません。
手書き指示のある企業では使えない
履歴書アプリは便利なツールですが、手書き履歴書の指定がある企業では、利用することができません。
手書き履歴書の指定がある企業では、応募者の丁寧さや熱意を判断するために、手書きの履歴書を提出することを要求しています。
また、手書き履歴書の指定がある企業では、履歴書の提出方法や提出期限などが指定されている場合があります。
履歴書アプリを利用する場合、これらの指定を満たすことができるかどうかもよく確認しておきましょう。
履歴書作成アプリやサイトを選ぶ際のポイント
スマホで履歴書作成ができる数あるアプリやサイトの中から、自分にぴったりのアプリを選ぶためのポイントを3つピックアップしました。
自分に合うテンプレートがあるか確認する
自分が応募する雇用形態や職種にマッチしたテンプレートがあるか、事前によく確認しておきましょう。
正社員希望なのにアルバイトやパート応募用のテンプレートしかなければ、うまく活用できません。
また、自分がアピールしたい項目を存分に記載できるフォーマットとなっているか?という点も重要です。
希望に叶うテンプレートの有無は真っ先に確認しましょう。
履歴書作成の途中で気づいてしまうと、最初からやり直しとなってしまいます。
作成した履歴を保存できるか確認する
空き時間を使って少しづつ履歴書作成を進める場合、作成した履歴書をどのような形式で保存できるか、という点も重要です。
ブラウザ上で保存できるサイトや、アプリにそのまま保存するなど、さまざまです。
中には保存するために会員登録が必要なサイトもあります。
自分の使い方に見合うサイトを探しましょう。
コンビニで印刷できるか確認する
デジタル履歴書は、データをそのまま送信できる点にメリットがありますが、相手企業によっては、履歴書を書面で提出しなければいけないケースもあります。
印刷するケースを想定して、コンビニでの印刷がしやすいか?という点も選ぶときのポイントにすると良いでしょう。
アプリによってはPDF化しなくとも、コンビニのマルチコピー機で印刷できるものもあります。
まとめ
履歴書作成アプリは、各社からさまざまなツールがリリースされています。
もっとも使い勝手の良いツールは、WEBブラウザとアプリの双方で連携できるツールです。
履歴書をパソコンで作成し、アプリを使ってコンビニのマルチコピー機で印刷、という柔軟な使い方もできます。
ツールによっては、アルバイト・パート専用のフォーマットとなっているものもありますので、利用する前に内容をよく確認しておきましょう。