履歴書の写真の使い回しはバレる?写真の剥がし方やNG例を紹介

就職や転職活動で多くの企業に応募する場合、多くの履歴書を用意する必要があります。

ですので、履歴書に貼り付けた写真を剥がしてもう一度使おうと考える人もいるのではないでしょうか。

その際に、採用担当者にバレないかどうかや、使い回す方法について疑問が生じることがあるでしょう。

この記事では、その疑問について解説していきます。

履歴書の写真の使い回しはバレる?

履歴書の写真の使い回しは、採用担当者にバレるのでしょうか。
半年以内に撮影され、かつ汚れがない写真であれば、使い回しがバレる可能性は低いです。

とはいえ、この記事を読んでいる人は
「履歴書の写真を使い回したいけれど、バレたらどうしよう」
と不安に思っている人が大半なのではないでしょうか。

バレる可能性は低いと既述しましたが、裏を返せばバレる可能性はゼロではありません。
ですので、「バレたらどうしよう」と不安に思っている方は、履歴書の写真の使い回しは避けましょう。

とりわけ、第一志望の企業に提出する履歴書に、使い回しの写真を貼り付けるのはやめましょう。

万が一バレると、採用担当者に写真の使い回しがバレていないかどうかを気にするあまり、面接に集中できなくなり、不採用になるおそれがあります。

履歴書の写真を使いまわす方法

前述の通り、履歴書の写真の使い回しにはリスクがあります。
それを踏まえても、手間とコストを削減するために、履歴書の写真を使い回す場合について解説していきます。

履歴書の写真をバレずに使いまわすには、履歴書から写真を綺麗に剥がす必要があります。
写真を強引に剥がすと、写真の側面がめくれたり、折れ目がついたりするためです。すると、採用担当者に履歴書の写真の使い回しを疑われる可能性があります。

ですので、履歴書の写真を綺麗に使い回す方法を以下にまとめます。

貼り付ける際には、スティックのりを使用する

まず、履歴書の写真を綺麗に剥がすには、写真を貼り付ける際に剥がしやすいのりを使用する必要があります。接着力が高いのりで写真を貼り付けると、どのような手段を用いても綺麗に剥がすことはできないためです。

ですので、履歴書に写真を貼り付ける際は、スティックのりを使用しましょう。

スティックのりにはPVP(ポリビニールピロリドン)という成分が含まれています。それは、水に溶けやすいという性質を持っています。

ですので、スティックのりで貼り付けた履歴書の写真は、水を利用すれば綺麗に剥がすことができるのです。

また、スティックのりを使用する際は、写真の外枠1ミリには塗らないでください。そうすることによって、スムーズに履歴書から引き剥がすことができるためです。

【スティックのりを使用した場合】写真を綺麗に剥がす方法

スティックのりで貼り付けた写真を、綺麗に剥がす手順を以下にまとめます。

  1. 十分に濡らした布・タオルを用意する
  2. 履歴書の裏面の、写真が貼ってある部分にタオルを押しつけて濡らす
  3. 数分置く
  4. 紙の方をゆっくりと曲げながら写真を剥がす

前述した通り、スティックのりは水に溶けやすい成分で出来ています。ですので、写真の裏を水で濡らし、柔らかくしてから剥がすと綺麗に剥がすことができます。

ただし、写真の裏面を濡らして数分置いたとしても剥がしづらい場合があります。その場合、ドライヤーやお湯を含ませたタオルで温めてみてください。

スティックのりは熱に弱い性質ももっているため、剥がしやすくなるでしょう。

【両面テープを使用した場合】写真を綺麗に剥がす方法

スティックのりだけでなく、両面テープを使用した綺麗に剥がす方法もあります。

両面テープで貼り付けた写真を、綺麗に剥がす手順を以下にまとめます。

  1. 履歴書の裏面から接着部分をドライヤーなどで温める
  2. 履歴書と写真の隙間に、カッターを差し込んで少しずつ引き剥がす
  3. 写真の裏面を消しゴムでこすり、粘着を削りとる

写真の裏面は履歴書に貼り付けると見えなくなるため、汚れていても問題ないと考える人もいるでしょう。しかし、実際には裏面の汚れも綺麗に剥がしましょう。
なぜなら、写真の裏面に汚れが付くと、紙に凹凸ができ、再度履歴書に貼り付けた際に写真が剝がれやすくなってしまう可能性があるためです。

履歴書の写真が剥がれると、採用担当者に「手を抜く人」という印象を持たれる可能性があります。

ですので、使い回しする履歴書の写真には、両面テープを剥がした跡が残らないようにしましょう。

【NG例】使い回したらバレる写真とは?

履歴書の写真を綺麗に使い回したとしても、バレないとは限りません。

採用担当者にバレた場合、「企業に対して誠意が欠ける人」「書類作成において丁寧さが欠ける人」という印象を持たれる可能性が高いです。

そこで、採用担当者に使い回しがバレやすい写真のNG例を2つ紹介します。

【NG例①】外見に変化がある写真

写真を撮影した時と、現在の自分の外見が変化している写真を使い回すのはNGです。
履歴書には、基本的に撮影された日から3か月以内の写真を使用しましょう。これは、履歴書の写真が本人確認の目的で使用されるためです。

特に、半年以上前の写真では、外見の変化が顕著に現れる可能性があります。例えば、髪型、肌の色、体形などが挙げられます。
自分自身、変化を自覚していなくても、他人から見ると異なる場合があります。

ですので、半年以上前に撮影された写真、あるいは外見に変化がある写真の使い回しは避けましょう。

【NG例②】使用感が残っている写真

シワが入っていたり側面がめくれていたりなど、使用感が残っている写真を使い回すのはNGです。
履歴書には、常に最新の証明写真を使用することがマナーとされています。ですので、使用感がある写真を使い回すと、採用担当者にマイナスな印象を与える可能性があります。

前出で履歴書から写真を綺麗に剥がす方法を解説しましたが、少しでも剥がした跡が残っている写真の使い回しも避けてください。

低コストで証明写真を作成する方法

証明写真を自動撮影機で撮影すると、一枚あたり数百円の費用がかかります。そのため、多くの企業に応募する場合、出費がかさみます。

節約を考えて証明写真を使いまわすという選択肢もあるかもしれませんが、それには限度があり、バレるリスクもあります。
そこで、コストを削減する方法を紹介します。

その方法として、スマホで証明写真を作成することが挙げられます。
スマホで写真を撮影し、その写真をセブンイレブンで僅か30円で印刷することができます。他のコンビニでは200〜300円で印刷できる場合もあります。

現在、スマホで証明写真を作成する人が増えているため、本格的な証明写真を作成できるアプリも多数登場しています。

それらを使用すると、証明写真を就転職活動にも使用できる仕上がりで作成することができます。
ただし、アプリの選択には注意が必要ですので、使用感を確認してから利用するようにしましょう。
おすすめの証明写真を作成するアプリを以下で紹介していますので、参考にしてみてください。
【最新版】履歴書で使える無料の証明写真アプリ5選!本格的な撮り方も解説

まとめ

この記事では、履歴書の写真を使い回してもバレないかどうかについて解説しました。
写真を綺麗に使い回すことができれば、採用担当者にバレる可能性は低いと記述しました。しかし、採用担当者にバレていないかどうかを気にして、面接に集中できなくなる場合があります。
ですので、どうしても手間やコストを省きたい場合や、第一志望ではない多数の企業に履歴書を提出したい場合のみにしましょう。

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