バイトで必要な「簡単な履歴書」とは:最低限書くべき内容や履歴書の入手方法について解説

アルバイトに応募した後、面接日程を決める電話がかかってきます。

その際、店長から「面接時には『簡単な履歴書』を持ってきて下さい。」と言われることが多々あります。

 

ここで、「簡単な履歴書って何?」と疑問に思った方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

この記事では、「簡単な履歴書とは何か?」「簡単な履歴書に書くべき項目」「履歴書の入手方法」などについて詳しくまとめました。

参考になれば幸いです。

バイトの面接に必要な「簡単な履歴書」とは

「簡単な履歴書」とは、一般的に「最低限の項目が埋まっている履歴書」のことを指します。

面接官が「簡単な履歴書」を求めるのは、「そこまで必要ではないけど、会社の規定で必要だから持ってきてほしい」「気軽に書いてもらって構いません」といった意図が込められているケースが多いです。

そのため「簡単な履歴書」では、志望動機などを深く考えて6-7行も書いたり、資格などを入念に書いたりする必要はないと考えられます。

具体的には、最低限以下の項目は埋めましょう。

・日付・和暦/西暦

・氏名・ふりがな(フリガナ)

・印鑑(必要であれば)

・生年月日

・住所・ふりがな(フリガナ)

・電話番号とメールアドレス

・写真

・学歴・職歴

・志望動機・自己PR

・免許・資格

・本人希望欄

 

また、コンビニやスーパーで履歴書を購入して書くのもOKですが、PCやスマホで作成した履歴書でも問題がないケースが多いです。

履歴書を入手できる場所・方法については、記事の後半に詳しく記載しています

 

「簡単な履歴書」に書くべき項目

「簡単な履歴書」とは、基本的な情報が含まれた履歴書のことを指しています。「簡単な履歴書」に書くべき項目は、次のようなものです。

それぞれの項目の書き方を知り、情報がまとまった履歴書が作れるようにしましょう。

この章では、「簡単な履歴書」に書くべき項目や、ポイントについて解説します。

1.日付・和暦/西暦

履歴書の左上にある提出日には、バイトの面接日か履歴書を郵送する場合はポストに投函する日を記入します。

履歴書に活用する年号は和暦と西暦のどちらでも構いませんが、履歴書全体を通して統一できるようにしましょう。

また、平成を「H」令和を「R」のように略してはいけません。

2.氏名・ふりがな(フリガナ)

氏名を記入する際には、履歴書のフォーマットに「フリガナ」と書いてあれば片仮名、「ふりがな」と書いてある場合は平仮名で読み仮名を書きます。

3.印鑑(必要であれば)

履歴書のフォーマットに印鑑欄がある場合は、印鑑を押してください。

印鑑は曲がりや掠れがないように注意します。

4.生年月日

自分の生年月日と年齢を記入します。

年齢は数え年ではなく、履歴書作成時の年齢を書いてください。

5.住所・ふりがな(フリガナ)

住所は略さずに、都道府県名から建物名・部屋番号まで記入して読み仮名を振ります。

平仮名や片仮名の住所にも読み仮名を書きますが、数字に読み仮名を付ける必要はありません。

6.電話番号とメールアドレス

応募先から連絡を受ける電話番号とメールアドレスを書きます。

電話番号は連絡が取りやすい番号を選ぶとよいでしょう。

7.写真

3ヶ月以内に撮影した証明写真を貼り付けます。

履歴書の証明写真のサイズは縦4cm×横3cm程度、かつ胸の上から正面で撮影したものを用意します。

8.学歴・職歴

学歴欄と職歴欄は時系列に並べ、略称を使わずに学校名・企業名を記入します。

経験したバイトの数が多い場合には、応募先と同じ業種を選んでまとめて構いません。

学歴と職歴を全て記入した後は、最後の行の一行下の右端に「以上」と書いてください。

9.志望動機・自己PR

バイトの履歴書の志望動機・自己PRでは、バイト先を応募した理由・自分の強みを簡潔に説明します。

どちらの項目も、読む相手に伝わりやすくまとめられるとよいでしょう。

はじめてバイトを含む仕事をする方は、これまでの部活動や学校での取り組みを強み・経験としてアピールすることをおすすめします。

10.免許・資格

資格や免許を所持している場合には、応募先の業務に関係しないものも履歴書に記入してください。

何も書く内容がない方は、項目を空欄にするのではなく「なし」と書けばよいでしょう。

11.本人希望欄

本人希望欄には希望する業種やシフトを書いておきます。

働けない時間帯や曜日が事前に決まっている方は、本人希望欄に書いておいてください。

本人希望欄に書くことがないという方は、空欄にしておくのではなく「貴社の規定に従います」と書きましょう。

履歴書を書くときの基本ルール

履歴書を書く時には、次の基本ルールを意識しましょう。

「簡単な履歴書」と指示された場合でも、次のようなルールは守らなければいけません。

・履歴書は黒いボールペンで記載する。
・履歴書を手書きする場合に書き間違えがあれば初めから書き直す
・履歴書には嘘を書いてはいけない
・履歴書の項目に空欄を作ってはいけない
・履歴書には誤字脱字がないようにする
・手書きの履歴書をコピーして使用しない
・他の会社から返却された履歴書を使い回さない

履歴書作成時の基本ルールが守られていないと、履歴書を受け取った担当者に悪い印象を与えてしまう可能性があります。

また、履歴書を面接まで持参する際には、履歴書が折れたり汚れたりしないようにクリアファイルを活用した上で封筒に入れて持ち歩いてください。

担当者の前で履歴書が入ったクリアファイルを出し、両手で手渡しましょう。

バイトの履歴書を購入できる場所

手書きでバイトの履歴書を作る時には、履歴書用紙を購入する必要があります。

履歴書用紙は下記のような店舗で手に入ります。

・コンビニ
・文具店
・書店
・ホームセンター
・ドラッグストア
・スーパー
・100円均一ショップ
・オンラインショップ

以上に挙げた店舗にて、履歴書を購入しましょう。

もし「買いに行くのがちょっと面倒だな」という方は、PC・スマホで履歴書を作成できるサービスを利用するのもOKです。次の章にて詳しく紹介いたします。

「簡単な履歴書」を作成・プリントアウトできるサイト3選

「履歴書を買いに行くのがちょっと面倒」「字を書くのが苦手」という方は、スマホ・PCで履歴書を作成できるサービスを使うのも手です。

この章では、3つのサイトを紹介します。

キャリレコ

(履歴書作成ツール「キャリレコ」の紹介画像)

キャリレコはスマホやPCでパッと履歴書が作れるサイトです。

会員登録不要なのでパパッと履歴書を作成できます。(コンビニ印刷する場合は会員登録必要)

用意された項目に答えていくだけで履歴書が完成し、そのままコンビニでプリントアウト可能です。

「誰でも、手軽に履歴書を作成できるように」という思いから、このツールは開発されました。

「履歴書を書くのが面倒だから、全部ツールに任せたい!」という方はキャリレコがおすすめです。

ヤギッシュ

ヤギッシュもキャリレコと同じように、会員登録不要で活用できるオンラインの履歴書作成サイトです。

ヤギッシュには複数の履歴書テンプレートが用意されているため、用途に適したテンプレートで履歴書を作れます。

また、職務経歴書や履歴書郵送時の送付状を作成するサービスも搭載していることから、ヤギッシュのみで履歴書作成に必要ないくつもの作業を完了できるでしょう。

会員登録を済ませた方は、書類のバックアップ・コンビニ印刷などの機能も使えるようになります。

電子履歴書

電子履歴書も会員登録をせずに使える履歴書作成サイトであり、他のサイトと比較してフォントサイズや行間などを細かく調整できるという特徴があります。

さらに、履歴書のフォーマットは10種類も用意されていることから、用途に合わせて使い分けられるでしょう。

データ作成の履歴書でも、細部までこだわりたいという方におすすめのサービスです。

まとめ

「簡単な履歴書」の提出をバイトの応募先から指示された場合には、応募者の基本的な情報が分かる最低限の項目が埋まっている履歴書を用意しましょう。

ただし、バイトへの応募だからといって履歴書提出時のマナー違反・ルール違反があってはいけません。

この記事を参考に、担当者に好印象を与えられる質が高い履歴書が作れるようにしてください。

また、履歴書作成時の手間を最小限に抑えたいという方は、キャリレコの履歴書作成サービスの活用をおすすめします。
キャリレコを使い履歴書作成にかかる時間を短縮して、効率よくバイトへの応募を進めましょう。

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