web面接では画面上の印象が採用に影響する場合があります。そのため画像が荒いカメラに比べて、性能の良いカメラを使った方が好印象につながりやすいと言えるでしょう。
この記事ではweb面接で使いやすい外付けカメラを紹介するだけでなく、外付けカメラを使うメリットやカメラの選び方についてまとめました。
web面接用にカメラを購入した方がいいか
ノートパソコンには内蔵カメラが搭載されているものも多いですが、web面接用に外付けカメラを購入する必要はあるのでしょうか。
もちろん自分の持っているデバイスのカメラ性能が劣っていると感じるのなら、外付けカメラを用意した方が良いです。しかし、それ以外の場合は内蔵カメラやスマホを使ってweb面接を受けると良いでしょう。
新卒の就職活動であるならば何十社と何回ものweb面接を行うと思いますが、転職活動のタイミングではweb面接を受ける回数が限られているためです。
ただし、外付けカメラにはいくつもの利用メリットがあります。メリットを理解した上で、自分にはウェブカメラが必要だと感じるのなら、導入を検討してみてください。
web面接に外付けのカメラを使用するメリット
web面接に外付けカメラを使うメリットには、次のようなものがあります。
メリット1 明るさ調整が可能で画質が良い
多くの外付けカメラは、内蔵カメラに比べて明るさや色合いの調整が可能で、画質も良いという特徴があります。カメラ映りが良くなれば、面接官に与える第一印象も良くなるでしょう。
メリット2 角度調整が出来る
内蔵カメラは位置が固定されており、細かな角度調整が出来ません。特にノートパソコンの場合はカメラの位置が低く、面接官を見下ろす形になりやすいでしょう。
外付けカメラであれば、高さ調整・角度調整が細かく設定でき、カメラと自分の視線をぴったり合わせられます。
メリット3 パソコンから離れた位置でもカメラを設置出来る
外付けカメラは有線の場合でもケーブルが届く範囲であれば移動可能なので、パソコンをデスクに置いたまま自分が椅子に座った時の視線の高さに合わせて、棚や壁にカメラを設置出来ます。
つまり、パソコンを無理に高い位置に置いたりする必要がないのです。
web面接用カメラの選び方
今では非常に多くのwebカメラが販売されています。ここでは、web面接用のカメラ選びの際に確認するべきポイントを紹介しましょう。
選び方1 画質の良さ
せっかく外付けカメラを購入するのなら、高画質のものを選んだ方が良いです。具体的には、200万画素以上のモデルを選びましょう。画質が良くなるほど価格も上がるため、コスパに優れた商品を見つけてください。
ほとんどのノートパソコンの内蔵カメラは200万画素未満であるため、200万画素以上の商品を使えば内蔵カメラより美しい画質になります。
選び方2 角度調整のしやすさ
細かな角度調整が可能かどうかを確認します。視線が面接官に与える印象は大きいため、自分がベストだと考える位置や角度でカメラが固定出来ると良いでしょう。
カメラ選びのタイミングでは、オプションのスタンドなども確認しておいてください。
選び方3 有線タイプか
外付けカメラには有線タイプと無線タイプがありますが、万が一の接続不良を考えて、web面接では有線タイプを使用することをおすすめします。
また、有線タイプは無線タイプよりも手頃な価格が設定されているでしょう。
おすすめのweb面接用カメラ
web面接におすすめのカメラを3つ紹介しましょう。
web面接おすすめカメラ①ロジクール ウェブカメラC920n
ロジクール ウェブカメラC920nは、1080p・1500万画素・フルHDの高性能ウェブカメラでいて、1万円未満で手に入るという特徴があります。自動で光の状態に合わせて画質を調整する機能が備えられているため、美しい画質が期待出来るでしょう。
角度の微調整も可能で、2本のデュアルステレオマイクが搭載されていることから、自分の声が面接官にクリアに伝えられるでしょう。USBを使った有線接続で利用出来ます。
web面接おすすめカメラ②webカメラ eMeet C960ウェブカメラ
webカメラ eMeet C960ウェブカメラは、2,500円程度で手に入るコスパの良い商品です。この価格でフル解像度1080p・200万画素かつ、照明に合わせて光の量を微調整可能な機能も搭載されています。
また、専用のスタンドを購入することで、角度だけでなく高さも調整しやすくなります。USBによる有線接続で利用可能です。
web面接おすすめカメラ③webカメラSinvitron LEDライト暖色&白色 三脚スタンド付き
webカメラSinvitron LEDライト暖色&白色 三脚スタンド付きは、webカメラだけでなくLEDライトとミニ三脚も付いたセットで販売されています。
200万画素・1080pの画質がUSBの有線接続で利用可能で、LEDライトは暖色と白色の2色から選択出来ます。付属の三脚は小さいサイズですが、三脚を取り外して、モニターやノートパソコンの上部に取り付けることも可能です。また、棚などを活用すれば自由な高さにカメラを置けるでしょう。
web面接用カメラを使用する際の注意点
web面接用のカメラを購入した後には、当日に向けてカメラの位置や角度の確認をしておかなければいけません。ここでは、カメラを用意する際の注意点を紹介しましょう。
注意点1 カメラは自分の目線と同じ高さにセッティングする
web面接で使うカメラのセッティングが自分の目線の高さに合っていない場合、上目遣いになったり、面接官を見下ろす状態になったりする可能性が高くなり、印象が良くありません。
実際に面接を受ける時に座る椅子に座り、自分の目線の延長線上にカメラを置きましょう。
テーブルにノートパソコンやスマホを置いた状態では、ほとんどの場合目線の方が上になってしまうため、外付けカメラ用のスタンドを使うか机の後ろに棚などを用意してカメラの高さと角度を調整してください。
web面接を受ける際の目線については、こちらの記事で詳しく解説しています。「【web面接】目線はカメラ?目線が合わない原因と違和感のない目線にする方法」
注意点2 カメラの位置は上半身が映るように設置する
web面接では上半身が映っている状態がベストです。顔がアップになってしまったり、足まで映ってしまったりすることのないように、カメラと自分の距離感を調節しましょう。
web面接のカメラに関するよくある疑問
web面接のカメラに関係する質問には、次のようなものがあります。
疑問1 パソコンにカメラが付いていないため、web面接をスマホで受けても良い?
web面接はスマホやタブレットなどのデバイスで受けることも出来ます。特に内蔵カメラのないパソコンを使っているのなら、他のデバイスを活用することはマナー違反ではないでしょう。
ただし、どのデバイスを活用する場合も、自分の画面写りを確認するようにしてください。
web面接をスマホで受けるのであれば、こちらの記事もご覧ください。「【web面接をスマホで受ける】確認必須のチェックポイント」
疑問2 web面接中の目線はどこに向ければ良い?
面接中の目線は基本的にカメラに向けてください。普段の習慣からパソコンの画面上に映る面接官を見ながら話をしてしまうと、面接官側からすれば「自分の方を見ずに話をする人」と思われてしまいます。
相手の表情やジェスチャーを確認する必要もあるため、時折パソコン画面を見つつ、カメラに向かって話すようにしてください。
まとめ
web面接時では、必ず外付けカメラを用意しなくてはいけないわけではありません。しかし、画面上の印象は採用に影響すると考えるべきでしょう。
外付けカメラをweb面接のために購入するメリットに魅力を感じているのなら、カメラを用意して万全の準備でweb面接に挑むようにしてください。