web面接の練習をするには?1人で練習する方法とサービスを利用する方法

web面接は対面の面接と同様に十分な準備が必要です。しっかりと面接の練習をしておけば、緊張を和らげられるだけでなく、自信を持って面接当日を迎えられるでしょう。

今回の記事では、web面接の練習方法を紹介します。一人で出来るものから面接対策のサービスを利用する方法まで複数のパターンを用意しましたので、これからweb面接を受けるという方は、ぜひ参考にしてください。

一人でweb面接の練習をする方法

一人でweb面接の練習をする方法には、次のようなものがあります。工夫をすることで、第三者の立場から見た改善ポイントが分かるようになるでしょう。

鏡を見ながら練習をする

自分が話をしている様子を客観的に見る機会はほとんどありません。しかし、web面接では画面に映る印象が面接の合否を左右してしまうので、面接官に悪い印象を持たれないような表情を常に意識してください。

真剣に話し出すと怒っているような顔になってしまう・姿勢がうつむき気味で暗い印象になってしまう・ソワソワして落ち着きのない印象を与えてしまうなどを防ぐためには、鏡を見て自分の表情を確認しながら面接の練習を繰り返します。

自分の表情が相手に与える印象を常に意識出来れば、ハキハキと明るい表情で面接が受けられるでしょう。

自分が話している様子を撮影する

アプリやスマホの撮影機能を使って、自分が面接の練習をしている様子を動画で撮影します。

動画を確認すれば、自分の話し方・スピード・声のトーンと、ジェスチャーや表情が客観的に確認出来るでしょう。

自分が話している動画を見ると、多くの方は自分が考えていたイメージとの違いに驚かされるものです。理想的な態度でweb面接が受けられるようになるためには、何度も練習を繰り返してください。

動画撮影が難しい時には、ボイスレコーダーで話し方を確認しておくという手段もあります。

面接対策のアプリを利用する

一人でweb面接の練習をするためのアプリを使うのもお勧めです。

中でも「面接練習アプリ hanasel(ハナセル)」はiPhone・Androidの両方で利用可能な面接対策アプリであり、面接で利用される頻度の高い150問にも及ぶ全ての質問に対して回答ポイントと例文が用意されています。

実践モードでは面接官の声で質問が読み上げられ、回答を録音・保存可能です。

このような面接対策アプリを活用すれば、一人では難しい想定外の質問に対しての対策も実施出来るでしょう。

友人や家族とweb面接の練習をする方法

友人や家族がweb面接の練習に協力してくれる時には、事前準備が難しいようなさまざまな質問を投げかけてもらいましょう。

実際のweb面接の雰囲気を再現するためにも、使用予定のツールを使って練習を進めてください。緊張感を保つ目的を持ち、本番のような流れで進める・事前に質問を決めておかないことが大切です。

また、気になった部分・改善すべき部分はしっかり指摘してもらいます。

web面接を練習できるサービスを利用する

web面接を練習するためのサービスを使えば、より実践的で効果のある面接対策が行えます。具体的なサービスの例は次の通りです。

・転職サイト・転職エージェントが開催している面接トレーニング
・ハローワークやジョブカフェが実施している面接トレーニング
・ココナラなどで面接トレーニング・コーチングを受ける

これらのサービスには有料・無料のものがあり、どちらの場合も面接に対しての知識が豊富なプロによる適切な意見がもらえます。

ただし、web面接ではなく対面の面接に特化したサービスもあるため、事前に確認が必要でしょう。

web面接の練習でチェックするポイント

最後に、web面接の練習でチェックするべきポイントをまとめました。これらのポイントを意識しながらweb面接の練習を進めましょう。

質問に対する回答を練る

web面接に限らず採用面接では、どの企業でも志望動機・前職の退職理由・自己紹介が必ず確認されるものです。自信を持って答えられる内容の回答を用意し、繰り返し練習してください。

特に志望動機は入社意欲に直結する部分であり、自分の熱意が伝えられる内容を考えなくてはいけません。適度な抑揚をつけた話し方で相手の心に訴えかけ、面接官にアピールしましょう。

応募先企業についての知識を身につけておく

応募先企業についての情報を集めておき面接の場でアピールできれば、入社意欲が高いと評価されます。企業についてだけでなく、その業種や業界の知識も身につけられると良いでしょう。

特に面接中の「何か質問はありますか?」という質問に対して「御社が展開を計画している〇〇についての取り組みについて教えていただきたいです」「ホームページにて御社の働き方改革への取り組みを拝見しました。社員の方々は、その取り組みによってどのように働き方が変わりましたか?」などの質問を投げ掛ければ、応募先に強い興味を持ち、事前調査と準備を進めていることが面接官に伝わります。

姿勢を正す

姿勢は面接官に与える印象を大きく左右する要素です。姿勢が悪く下向き加減では相手に声が伝わりにくい・暗い印象になってしまいます。

逆に、姿勢を正そうと思うあまりに胸を張りすぎてしまうと、顎が上がって相手を見下すような姿勢になる可能性があるでしょう。

姿勢を正すだけでなく、自分が姿勢を正した状態で適切な位置にパソコンを設置することも重要です。背筋を伸ばして面接官に向かって体の正面を向け、目線がカメラの高さに合うようにパソコンを設置してください。

話し方に注意する

口を開けずに話すためモゴモゴと聞き取りにくい・スピードが早すぎて内容が理解しにくい・声が大きすぎて威圧的など、話し方によって面接官が受け取る印象は変わります。

web面接では口をいつもよりも開き、相手に伝わりやすい発音が出来るようにしてください。特に緊張して早口になる傾向がある方は、いつもよりもゆっくり話すことを意識します。

表情や目線を意識する

面接中は、デバイスのカメラを見て面接官と目を合わせた状態で話を進めます。緊張しているからと言って、目線がキョロキョロとしたり、目を逸らしたりしまわないように、十分な練習が必要です。

また、面接官にさわやか・明るいという良い印象を与えるためには、口角を上げて明るい表情を意識します。ただし、歯を見せるほど笑う・ヘラヘラと笑うような行動は避けてください。

事前の練習で、自分の表情が相手にどう見えるかを何度も確認しましょう。

口癖などの癖が出ていないか

返答に困った時に「えっと」「あ〜」「う〜ん」などの口癖が無意識に出てしまう方は多いですが、このような口癖は面接の場に相応しくありません。

口癖を出さないようにするためにも面接の練習は複数回行う必要があります。その他にも、貧乏ゆすり・髪をいじる仕草なども直すべきでしょう。

回答の長さ

質問に対しての回答が短すぎる・長すぎる状態も避けるべきです。回答内容を見直して、適切な時間内で返答が出来るようにしてください。

まとめ

web面接の練習をしっかり行えば、自信を持って面接を受けられるようになります。特に緊張しやすいという人ほど、面接が重要になるでしょう。

今ではweb面接を練習するためのアプリ・サービスがいくつも存在します。自分に適した方法を見つけて、何度も練習を実施してください。

十分な用意が出来ていれば、web面接中に回答に困ってしまう・頭が真っ白になってしまうようなことはありません。

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